こんにちは、貝ヶ石です。
ホームページで集客すると言っても、いまいち仕組みが掴めてないという方に、今日は
ついて解説しますので、より理解を深めてくださればと思います。
オンラインには、代表的なプラットフォームが3つあります。
です。
それぞれ見ていきましょう。
お金を使って、ユーザーを集めるメディアです。
代表的なものは、Googleが提供している
です。
この他、有料広告と呼ばれるものは、このペイドメディアに分類されます。
「Paid」なので、広告費を使ってユーザーを集めるメディアです。
このメリット、デメリットは・・
大きな魅力の1つは、なんといっても初動の速さ、結果の早さです。
お金を払えば、今日からでも多くのユーザーをサイトへ集めるすることができます。
また、このキーワードで落札したい!というワードがあれば、そこを狙い撃ちすることができますので、見込みの濃いお客さんを集めることができます。
将来的には資本力のある企業のみがひしめく市場になり、中小企業が戦える場所ではなくなるかもしれません。
詳しくはこちらの記事:小予算で効果的に集客可能!Googleリスティング広告とは
コーポレートメディアである自社サイト(オウンドメディア)から「記事コンテンツ」という形で情報を発信し、Googleの検索結果からアクセスを集めることができます。
こちらもよりイメージを掴んでもらうために、動画でお見せします。
→https://youtu.be/cZTe-iQz1Sw
では、そのメリットやデメリットは・・
SEOもこのオウンドメディアに含まれます。
こちらの記事「地元のお客さんを集めるローカルSEOとは」もチェックしてみてください。
などです。
(意外なことに、Googleは代表的SNSを持っていないんですよ)
これらのSNSで情報発信し、自分のフォロワーを獲得することで、そこからビジネスに繋げることができます。
SNSは個人が全面に立つので、個人ブランディングと相性のよいメディアです。
この3つのプラットフォームはそれぞれ特性が違います。必要に応じて使い分けていくことが大切です。
私が2009年に、ペイドメディア(オンライン広告)の代理店として創業しました。
今でもとても効果のある媒体で、当社のお客さんでペイドメディアでビジネスを成長させている企業さんもいます。
一方で、このペイドメディアは、
黎明期→成長期→成熟期
という流れたどり、今は成熟期に入っています。
当時、Google広告は1クリック30円程度で、1ユーザーを集めることができました。
100クリック、100ユーザー集めて3,000円です。
100人来てくれれば、そのうち一人が商品を購入してくれて、利益が残り商売になりました。
「こんな素晴らしい広告媒体を手がける面白さ」をきっかけにウェブの世界へ入っていった自分です。
それで、商売として面白いならオンライン広告に参入する企業も増えます。
クリック課金型広告はオークション制なので、多くの企業が参加した結果、入札単価が高騰するようになりました。
今、その広告単価は当時の5〜10倍になっています。(目安です)
今後、このペイドメディアは
こんな企業が残れるようなメディアに変わってきています。
ただし、広告ジャンルによってはまだまだ面白い市場なのも確かなです。
AIの導入によって、Google広告の学習やターゲティング精度も飛躍的に向上しています。
多少の予算がとれる方は、このGoogle広告は最初に取り組むべき手段で、オススメです。
ペイドメディアよりもはるかに大きな市場とポテンシャルを持つのがオウンドメディアです。
広告で10万PVを集める企業は少ないでしょう。大変な広告費がかかりますから・・・
単純に1ユーザー50円の有料広告なら、10万ユーザー:500万円、月間10万ユーザー集めるのに、500万円の広告費を投じるのです。
これってなかなか敷居の高いことだと思います。
それと同じ効果を0円で、獲得できるものがオウンドメディアです。
また、オウンドメディアで100万PVを集めるサイトはたくさんあります。
多くのユーザーを集める手段として、オウンドメディアの右に出るものはいないといっても過言ではないかもしれません。
3つのメディアのなかでも、
“桁違いにユーザーを集める力”
を持っているのがオウンドメディアなんですね。
だから、ペイドメディアの競争過熱から脱するべく、大手企業もオウンドメディアへ参入を始めています。
「じゃあ、なんで今までオウンドメディアをやる企業が少なかったの?」という疑問もあると思います。
理由は、広告費が安くて、労力のかからないペイドメディアがとにかく魅力的だった、という側面もありますが、実は「非常に大きな変化」がここ数年で起きました。
オウンドメディアは、検索結果の広告でない箇所から集まるユーザーを獲得するものです。
検索結果の上位に出れば、多くのユーザーがサイトに訪れてくれます。
当然、1位のサイトが最も多くのアクセスを集めます。
これまで、検索結果の順位付けで大きなウェイトを占めた指標に
「被リンク」
というものがありました。
※順位付け指標を「アルゴリズム」といいます。
被リンクするとは、「Aというウェブサイト」から「Bというウェブサイト」へリンクを貼るという行為です。
Bサイトは、Aサイトからの被リンクをもらったことになります。
イメージとしては、本に、参考文献、参照情報ってありますが、あれです。
さまざまな本で参照文献として取り上げられれば、それだけ「信頼性のある本」と見なせますよね。
たくさん、被リンクをもらうと、
「それだけ良い情報の載ったサイトなんだね」
ってGoogleから評価されます。
そういったサイトをGoogleは検索結果上位の載せるというのは自然なことですよね。
「被リンクをもらったサイトがGoogleから評価される」このルールを悪用するサイトが現れました。
自然ではない方法で、
「意図的にリンクを貼る」
「お金を払って被リンクを買う」
なんて、サイトや業者が横行したのです。(ブラックハットSEOと言います)
気持ちはわからないでもないですが、当時そんなサイトが検索上位を占めました。
Googleのランク付けのアルゴリズムをずる賢く利用したんですね。
ぼくは当時の検索結果を見て、
「みにくいな〜・・」
と感じていました。
そして、その手口も知っていました。
だから、そんなサービスにしたくないので、健全にお金を払って上位表示する「オンライン広告」の代理店として活動をしていました。
こんな状態がぼちぼち長く続いたのですが、Googleも黙ってはいません。
「ユーザーファースト」を掲げるGoogleは、そんなサイト群を一掃しました。
この大きな変化を
・パンダアップデート
・ペンギンアップデート
と言います。
(用語は無視してもらって、ご興味あればググってください。)
簡単に言うと、
の検索順位を大きく下げたんです。
これらアップデートでGoogleが発したメッセージは
というもの。
やっと・・健全な時代の到来です。
ユーザーにとって価値ある・役立つ情報を正しく届ける。
↓
検索結果の上位に表示される。
↓
多くのユーザーがサイトを訪れ、メディアとなる、商売となる
『オウンドメディア時代の到来』
です。
『清く正しく美しく』というとあれですが、そのくらいのスタンスでウェブサイトを運営した方だけが恩恵を受けれる、それがオウンドメディアです。
今日はインターネット・3つのマーケットの解説しました。
そのなかで、なぜオウンドメディアか?について、これまでの事実を踏まえて紹介しました。
この2つはしっかりと理解しておいてくださいね。
また今回は、ソーシャルメディアについて挙げませんでした。
実は、SNSとオウンドメディアはうまく並行させると凄く破壊力のある集客方法です。
今は、SNSも大きな大きな武器になります。
うまくミックスさせて、相乗効果を狙うようなアプローチは今後大いにアリだと思います。
貝ヶ石
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編集後記
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『清く正しく美しく』
という表現をしましたが、これ本当に大事だな〜と個人的に思っています。
かっこつけてるわけではないのですが、ビジネスをしていると多くの商売話ってあるんですよね。
ようは儲かりまっせ的なやつです。
でも、そんな話を聞きながら、この問いを自身にしています。
「美しいのか?」
そのビジネスをしたとき、なんらかの美しさを感じることができなければ辞めたほうがいい。
で、結局、ほとんどその手の話はやったことがありません。
一方で、ぼくがオウンドメディアに最初に取り組んだ理由は、そこに「美しさ」があったからです。
もし、あなたが裏技的なマーケティングを求めていたのなら、今回のオウンドメディアは残念ながら「超正統派」です。
肌に合わないかもしれません。
そんな方はやはり方向性が違うので、他の会社のマーケティング手法を探ってみてください。
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Aさまざまな業種をしてきましたが、これまで建設、土木業・不動産会社、保険会社、スクール・教室業、店舗業などさまざまです。なかには、ホームページを持っていない状態から、年商が10倍になった事例もあります。こちらの事例ページに一部紹介しています。
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